高齢犬猫になくて、高齢のヒトに多い病気は?

高齢犬猫にほとんどないのに、ヒトには多い病気は?確かに、人間にはありふれているのに、犬猫では見たことがない病気があります。

1、高齢のヒト(人間)には多く、犬猫に少ない病気はなんでしょうか?

脳卒中

心筋梗塞

まず、ヒトの高齢者に多い動脈硬化が犬にはありません。なぜ動脈硬化病変が少ないのでしょうか?なぜなら血管が詰まっても、犬猫の場合は素晴らしいことに側副行路ができて、他の枝から血流が供給されるからです。

 ③犬猫にはパーキンソン病は少ない。

 

2、脳が巨大になるとどうなるか?

人間は立ち上がり、直立二足歩行をすることで、手が自由に使えるようになりました。手を使うごとに賢くなり、運動能力を犠牲にはなったが大脳はより複雑に巨大になりました。半面、直立二足歩行は不安定のため、足の骨折や脳血管障害などで簡単に歩けなくなり、長期間寝たきりになりやすくなりました。

 

一方、犬猫の動物は四足歩行のために、運動能力については高さと安定性がありとても有利です。たとえ怪我をして4本のうち1本失っても十分運動可能です。

他方では運動能力こそすべてなので、寝たきりなり、歩けなくなったときは獲物を捕れなくなり歩けないことが直接的に死を意味します。